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▼ 待ち遠しいハイシーズン
前回の釣行では未だシーズン走りと言うべきかサイズもイマイチで、時合のタイミングのみ食い気が立つような感じでした。
まだ時期的に早いと分かりつつも、せっかく新しいロッドを使い始めたのだから良型に早々に出会いたいと思うのが釣り人ってモン。
今の時期はこの川ではいわゆるマイクロベイトパターン的な展開になり、昼間はシンペンかバイブで釣れるが夜は全く魚っ気ナシってな感じになりがち。
でも、ちょうどもうそろナイトゲームでデカいやつらが出始めて、季節の変わり目になるってようなタイミングでもある。少なくとも去年はもう釣れていたし…。
いつを勝負期として、どのポイントに向かうか、非常に悩ましい…(笑)
昨今は釣り人口が増えたせいか河口みたいな一級エリアでは自由にルアーが流せず、チョット窮屈な感じがするので乗り気になれない。
そこで、今回向かったのは日のあるうちから中流域のなんの変哲もないのっぺりした護岸エリア。
日の入り直後までやって川の様子を見つつ今後の釣りに役立つ情報集めってなノリ。昼間は流れのヨレについているであろう魚をバイブかシンペンで拾い、夜はミノーイング主体で回遊待ちし、出れば万々歳という感じ。
昼間なら魚さえ見つけられれば割りかし釣れやすい。だってヨレに溜まってるハクの群れにボイルするから。
この護岸エリアの釣りっていうのは普段の釣りとは雰囲気が違うので、感が働かなくて見切るタイミングがムズイ。
のっぺり真っ直ぐの護岸でいかにも魚が居そうにない。でも実は底の地形が絞れている箇所があって、そこに魚が着くという去年開拓したポイント。
いざ着いてみるとやっぱりそのクビレの部分で散発ボイル起きていて雰囲気ムンムンな感じ。ルアーはキックビート20g。
10mぐらいずつ立ち位置を変えながら流れに乗せたり、逆引きしたりを繰り返しているとゴゴッ!っとバイト。
うーわっ!ムズッ!ゆっくり巻いて海水層の流れに乗せてやるようなイメージでやらないとダメっぽい。上流から風吹いてるし、ヨレはフルキャストで巻き始め10数mって所だし。
何十回かのチャレンジの末にボワッと軽くなるようなバイト。合わせた瞬間に魚が動かないヤツ…(笑)
魚がモゴモゴって動いているのを感じて。あーやらかしたわこれ、ボラのスレだろ!(笑)
と思った瞬間ゴンゴン!っと首フリ。あれ?もしや?と思い寄せてくるとボガンッ!って2階から漬物石落っことしたようなエラ洗い。
おぉー、キター!!
やりました、ランカーシーバスゲットです(鈴木斉)
やーっぱりね、このキックビートのね、水平なスイム姿勢。それからこのフラッシング。ヨレですね、ヨレ。やっぱりね、このね、ヨレに流れを掴んでねー、入っていくとね。こんな立派なシーバスがね、食ってくれましたよ。キックビート。いい仕事してますね。やりました!
という感じで本当にランカーあるかはわかりませんが、目測では80あるような魚が食って来てくれました。
写真でこうして見ると小さく見えますがかなりぶっといビール樽みたいな魚でした(アチアチのコンクリに乗っけるのはヤバいので測ってないです)
陽が傾いて、肌寒くなってきたタイミングで同じようなパターンで後もう1匹追加。
55くらい。やっぱ日暮れ出すとこの地域はまだ寒いですね。例の如く、その後暗くなると無反応になり納竿へ。
夜の気温がまだ足りないのかナイトで良型連発は、いまかいまかという感じ。
新しく持ち替えたバリスティックも喜んでいることでしょう。このサイズを相手にするとようやくバリスティック使ってる感があって最高でした。
次は激流から引っ張り出したいですね(笑)あー、今シーズンも楽しみです。
- 2020年5月29日
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