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「届かなければ釣れない」は正論。(アイボーン118Fインプレ)

発売を心待ちにしていたアイボーン118F。





使ってみた感想は・・・「正直、ここまでは期待していなかった」という感じ。
 

ルアーを手にしたのは10月10日。まぁ何というか、、、ホーム河川の禁漁前日。汗(エリア指定、10月11日〜11月15日まで)
 

皆さん既にご存知だとは思うが、飛距離は当然の如く秀逸。自分も実際にフィールドで使ってみて正確には測定はしていないが、7.6フィートのロッドとLT2500S-Cで糸フケを取ってから回収まで平均で90回転超。ロッドが負けているので別の7フィートクラスなら恐らくは100回転超くらいだと思う。

8フィートクラスとLT3000を使えば更に飛距離が伸びる筈。
 
その飛距離に貢献しているのは円柱型のウェイト。 
 
 

アイマの新しい重心移動システム、MRD。射出時のパワーも充分に確保され、軽く投げても向かい風に負けないだけの強い弾道を産み出してくれる。
そして辺見さんの動画でも分かる通り、最初の水噛みの良さはこのリップ形状をして「異常」とも思えるレベル。

まぁとにかくキャストが楽だ。
ロッドも特定の長さを超えてしまえばまた話は別なんだろうが、ルアーを飛ばすのに力はあまり必要はない。
適正なキャパで素直に振れば、竿が勝手に仕事をしてくれる。


因みに自分は飛距離至上主義者ではない。どちらかと言えば「そのルアーの飛距離で充分な場所で釣れば良い」と楽観的に考えてしまう派。

それでもルアーは届いた方が釣れるのは当たり前。ただし、以前から若手には「届けるべきルアーを届けるのが大事」とは言っている。

ホームエリアでその基準はフローティングミノー。

それぞれがそれぞれに好きなフローティングミノーを最大限に使えるタックルセッティングを意識している。シンペンやバイブを選ぶ時はそのセッティングで使い易いルアーをチョイス。

なので道具を決める順番としてはフローティングミノー→タックル→その他のルアー、だったりする。


そんな基準となるべきフローティングミノーに自分が求めるべくは、入力した際のアクション。
ドリフトで釣れていたのに反応が無くなった時、そもそもドリフトで釣れない状況。

釣りは魚を釣るのが目的なんだから釣れるべきだと思う。




動画は短いので見て頂く必要はないけれど、こちらの入力に呼応し、更にそこから先は作り手側が吹き込んだ生命が意思を持つ。

こういった自らが意思を持つプラグは、ハッキリ言って稀だ。それをして飛距離を含めた基本性能。

1投目の飛距離で注目を浴びて、2投目のエラ洗いで周りがザワついた。





実は自分もザワついた。笑
追い風なのもあって着水点が分からず、「そんな場所でエラ洗いしちゃうの?」が本心。汗

しかし想定は出来ていたのでフックはフッ素コートに換えておいた。

正解♪





実はインスタに貼った時点でアイボーンでは7匹目、この魚で9匹目。理由はご存知の通り。笑
(携帯を水没させた、、、)


しかし、最近のミノーは本当に飛距離が出るので、フックの交換は大事ですね。


バイトが出るのは水面。ドリフトでのヒットが続いたが、バイトが遠退く。
流れが緩くなった。良いサイズが動き出すタイミング。そして、ドリフトで口を使わないならジャーキング、が自分の定番。

最初のジャークは糸フケを取る為。2回目のジャークは大きなストロークでルアーをスライドさせる。
まだ少し流れがあるのでジャーク後は一切リーリングしない。送り出されたラインを流れが引っ張り自然な曲線を描いてくれる。

そして、水面まで浮いたアイボーンを鱸がひったくる。






(書くのは良くないと重々承知の上で、、、アングラーは自分を含めて5人。この魚でポイントを譲ったのでその後は分からないが、この時点で自分のバラしを含めた6ヒットだけ。
沖に流れる筋まで他のアングラーは別タイプのルアーを飛ばしていたが、、、。)







時折産み出される奇跡とも思えるバランスを持つプラグ。その度に釣りを変えなければならないのだが、、、まぁ、嬉しい悲鳴だ。

川で鱸を狙う限り、、、このプラグは竿を振れなくなるまでの付き合いになるだろうな、と実感。


「魚を居なくさせないか?」、「活性が上がる邪魔をしないか?」、「活性を上げられるか?」、「広範囲から魚を寄せられるか?」。

このルアーは状況によって、様々な事が可能だと思う。
特に、「視覚」をメインにしている状況下では圧倒的な強さを顕わすのではないか?と思います。






ルアーは飛距離が出た方が良い。「届かなければ釣れない」は正論だ。

問題は、、、どんなルアーを送り届けるべきか?だ。



では。



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