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アングラーの力とプラグの力。

ソル友さんの「フィールドが爺様だらけになるよ!」の発言に笑いました。

まぁ、精力的に竿を振る俺達おじ様は長生きはせんですよね。






突き詰めて答えにたどり着くのが楽しみだから竿を振るだけ。

基本、楽しいからやってるだけなんです。
答えにはたどり着かない事は重々承知で、まだまだイケる!って悪足掻きですな。

そんな時に、楽しいプラグがあってくれるからより楽しくなる、って事で。






今年の秋は竿を畳もうかな?と思っていた9月半ばに、ふと気になった事を思い出し。

「ルアーなんだから巻いて釣らないとね。」

アピアTVだったか、RED中村さんの発言。
聞いた瞬間、「なるほど、作り手側としては至極当然の想いだな」と。

ルアーがルアーとして存在し、釣れる理由はそのルアーであったから、となって欲しい。

そして気になっちゃった訳ですね、フリルドスイマーが。
去年、ヨッシーが使っているのを見て、「釣れて当たり前」と敬遠していたプラグ。ドリフトでね。


で、REDさんの言葉が気になって店頭に並んでいるフリルドスイマーを手にしてみたんですよ。

裏の箱書きには「ジャーキングにも対応」的な。

なぬっ⁈結構、そんな感じなん?

形状からはちとジャークとは想像出来なかった。
ナベに頼んで使わせて貰った。

ん⁈良いかもよ?

ダートの質感的にはかなり好み。
自分はダートに生命感があった方が好き。
「抜けるダート」はソレはソレで、例えば生命感の無さが如何にも弱った感を演出出来るよなぁ、、、とか、他には秋のドリフトでラインの軌道を変化させられたりとかで意味が有るかと。








ジャークっていうとリアクション的な要素ばかりが目立ちますが、また別の意味もあるよな、と。その辺は機会が有れば。


釣りを休んでいる間に発売されたフリルドスイマー。
手にしてみて、「面白いな」と。

んで、試しに現場で使ってみたんですよね。

2連発バラす。笑

あぁ、そうだ、、、自分はサブサーフェイスプラグのテールフックを下に向ける。それ忘れてたな、と。
でもフックを下向きにするとダートの質感が変わるんスよねぇ、、、。些細な事だけどそんな質感も気になる。

鱸の脳は60クラスで親指の第1関節ほどだとか。
それでも余分な情報が無く、生きる為だけに使っている。
自然界に紛れた時、まぁ人間は勝てないですよね、鱸に。

釣りも結局は鱸との勝負で。まぁキツいッス。


情報の無さ。正にそこから生まれたプラグ。
ポジドラのブログに行き着いて、「誤解」から行き着いた発想だと知り、一気にフェイバリットプラグになっちまいました。


本物を手に出来ないからこそ自分で作り、、、

そんな中で試行錯誤して行く。

情報が無いからこそ行き着いた方向性。


常々、「情報は邪魔だ」と。
情報というのは恐ろしいモノで、一度頭に入っちまうとその呪縛からは逃れられない。
自分はもう駄目。だから若い子達から何か発見がないかと期待していたり。

まぁ、河川内は爺様だらけですがねw


色々なフックを買って試し、さぁセッティングが決まった、と。

実戦投入。






がまかつのロングシャンク、細軸のM#4。
ジャークでラインスラッグを出してる状態でのバイトが多いんでしっかりと刺さり、尚且つラウンドベントなんで引っかかる時間が長いのが有り難い。

それでも最後はラインスラッグを出し過ぎないジャーク。この辺はポジドラのブログにも書いて「しまって」ある。

ジャークは「抜きへの移行の仕方」が大事。
口酸っぱく言ってはいても、仲間には詳しく説明していない部分。
聞いている方も、「そうなんだぁ〜」って感じでね。爆笑

しめしめって。笑

「ジャーク」でダートさせて、最後はどちらかと言えば「トゥイッチ」。

ジャークはプラグに瞬間的に負荷を掛けてから、「ロッドを送り込んで」ラインスラッグを出す。だからプラグが横に跳ぶ。
送り込む動作が無ければジャークとは、、、だから最後はトゥイッチ。

横に跳んでいたプラグが水に馴染みながらスゥ〜っと止まる。そして「ブルブル」っと身を悶えるディブルアクションへ。


とある日、午前いっぱい時間が出来たんで、デイゲームをやろうと。
もうちょい早くからフリルド使ってたら、デイをもっとやったよな、、、とか思っていて。
ポイントに到着して、いざ始めようとしたが、、、水の色が良過ぎてテンションダウン。

「こりゃ釣れちまうべ。」

余りにも条件の良い水色で。笑
いやいや、もうちょっと厳しい条件で試したいじゃないの。と、ナイトゲーム。

常夜灯の灯りは太陽の光より乱反射しないので時には透明度が高くなる。
そんな強い灯りの中で、透明度も高い状況。まぁ普通に、、、慣れている人なら「無理だよね」って言う状況。

強い灯りの中で、水面直下でダート。
最後はトゥイッチ気味に、ラインスラッグを出し過ぎないで抜きに移行する。

ブルブルっと身を悶える。

ストラクチャーから凄まじい勢いでシーバスが飛び出して来て水面を割る。そのまま背中から落ちて行く。大爆笑!








いや〜、このバイトは12年くらい前にも1回だけ経験あるわ〜w

カメラの性能が悪いんで、実際はかなりの明るさ。

強い灯りの中でしっかりと見せるってのがテーマで。
透明度が高い程に強くなるプラグ。





河川の明暗部で灯りの中でしっかりと見せて70クラス。


そして某日。
「阿呆は眠らない」って西村さんのログに触発されたか?笑
朝、早くにふと目が覚めてしまった。

休みの日で、嫁さんも子供が幼稚園から帰って来るまで寝てて良いって事だったんで甘えて釣りに。
ポイントに到着したのはAM4:30くらいか?
もう東の空がうっすら明るくなり始めている。
1投目で60ちょい欠けくらいを。写真を撮影してからの3投目。
灯りの中でハイピッチジャークで見せてから明暗部で緩やかなUターンを描くと、、、ドン!






太い唇の、、、








ランカー!

こりゃあ明るくなるまで短時間のランカーラッシュだな、と。
普段は日数を掛けてじっくりと獲り切る。だけどこのエリアは魚の付き場が特定し辛い。
まぁ、とにかく短時間で何匹ランカーを引っ張れるかの勝負。ランカーの出た場所も普段なら60クラスが出る場所。

60クラスとランカーは明確に場所が違う。だけどそんな場所で出てくれるなら獲るしか、、、


ん?


なら普段はランカーの付く場所はどうなん?と。
1匹目のランカーは綺麗なフレッシュな個体。まぁ、ベイトの逃げ方からしても数は居る。同じサイズではなくても、少なくとも70クラスは確定レベル。

が、実は若手の為の諸事情でまだアップしていないが、70クラスは良く釣れてくれていて。

なら、、、まだ70〜80前半を狙うべきか?となる。

そして予感めいたものがあり、背中にウェーディングネットを付けているが、陸っぱり用のネットも準備する。

ランディングでミスれないサイズ。

ネットの径は80㎝。絶対にコレ!

ランカーがスッポリ入らないネットに用は無し‼︎
ランディングは万全の用意をしないと、何処かのガレージの社長みたいにバラすぞ!爆笑(失礼。


そんでまぁ、このハッキリし出した時期に普段は80クラスが出る場所にアプローチしてみた訳です。

グン!と重みが伝わる。暴れない?ゴミか?



とはなりませんw


ストラクチャーを充分に回避出来るエリアまで、水の中を歩く。
スペースを確保して魚を近付ける。近くまで来て魚が釣られた事に気付く。

まぁ、走られます。充分スペースを確保したつもりが、結局はウェーダーギリギリまで進むハメに。
ブチ曲がるロッド。手前まで寄せてからフックが一つ外れる。

陸っぱり用ネット、大正解!もう一回走られたら抜けたかも!

ヒットルアーは当然の、、、







長めのファイトになってしまったので、すっかり明るく。
去年は「84㎝までのランカー狙い」ってのがテーマで。そこまでのランカーなら割と出易いですよね。しかも変にギラギラし過ぎないで済むというか、気軽に狙えます。
ヨッシーなんかも知っていて。

「おい、アソコ、、、数回だけ餌を喰いに来るぞ、、、」とかw

だいたいそんなもんです。ある程度のサイズからは無駄に動き回らないし、生活パターンも規則的になりがち。
だから絞り込んで、追い詰めて狙う。

ぶっちゃけ疲れます‼︎

流石に家庭持ちではシンドい話で。
それでもチョイ頑張りましたね。いやぁね、去年のそんな気軽気味なランカー狙いで少しイジられてたみたいで。

「80㎝なんか、河川内に沢山居るから意味が無い。」


ショボーン、、、。





なら今年は狙うよ、と宣言していた、、、







ど居着きの90㎝!

フリルド、ぐっじょ〜!


いや、本来ならもうちょい後に公開しようとしてたんです。
とりあえず、70クラスの群れを2つほど補足していて、それを釣り切ってからにしよう、と。
でもまぁ、妙な催促的な事があったんでフライング公開にしました。

「状況を打破するアングラーの技量」

いや、そんなん書かれても細かく書いて無いし!

まぁ、書くしかないよね、的な。



ダートさせてからの抜きへの移行。スゥーっとルアーに長く負荷を掛け、リーリングをピタっと止める。惰性では巻かない。

アングラーが演出した動きから離れ、ビルダーが吹き込んだアクションへのバトンタッチ。

いやぁ、堪らんじゃないですか、、、。


僅かに湾曲しているボディー腹部。リップから上のボディーのシェイピング。

ノスタルジックでシンプルでありながら機能美に溢れている。


そしてナベに聞いたらダウンサイズ版も出るとか?
え?このまま短くしたらダートはピーキーになるやろ?したらリップを少し削るんかな?いやぁ、ピーキーな感じでもアングラーのスキルで抑えちまえば、、、と、既に楽しみで。

ジャーク、楽しいですよ。もちろんそれで全てを網羅出来る訳ではなくて。
鱸は同じ刺激に飽き易いと思うんです。
本気でドリフトやらなんやら試して反応が無い時にいきなりドン!と来ます。

コツは、、、ドリフトなどの他のアプローチでスレさせ過ぎない、って事かもしれませんね。

ジャークで出る「余白」は残しておくと良いかもしれません。

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