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ジャーク通信 Vol.イントロ

秋になり以前よりはアングラーの姿も多く見られる様になって来た。


流石にハイシーズンと銘を打たれる時期、、、いや、それでも条件の良い日やタイミングに限定されている印象はある。




先日、ソル友さんのエリアにお邪魔していた。港湾エリアではあるのだがとにかく撃てる場所が少ない上に、時期も時期なのでアングラーも多く、自分が撃っているラインでも普通にキャストを被せて来る。

ただ、別に腹が立つとかは無かった。むしろ「これだけ場所が無いのだから仕方ないな」とまで思った。
流れがある中で、マンメイドストラクチャーで出来るヨレを流れと同じ速度で流し込む様にアップクロスでキャストしていたのだけれど、後から入って来たアングラーがその上流側に入って来て自分のラインの上に被せてキャストを始めた。

まぁ、アングラーが立ち並んで正面にキャストする堤防も港内にあるみたいなのでそんな感じかな?と。


ちょっと慣れている人であれば一見してその意図を感じ取れるのかも知れないが、こればかりは知っている知っていないの差は出る。
以前も書いた記憶があるけど、ドリフトが正にそんな感じで、自分が入る時は先行者さんがどの位置にキャストして次のキャストや回収までの時間でどのラインを狙っているかを考えてから自分の立ち位置を決める。
場合によっては「あの地形変化を狙っているな」だとか。

ただ、その地形変化を全員が知っているかというとそうでもない。初心者さんなんて「みんながそこで投げてるから」とただそこに来る人も多いでしょ?

優しい人なら言ってあげるんだろうな。「ここに立ってそこの地形変化でUターンさせる為に上流に投げて軌道を作ってるんだよね。だからそのにキャストされるとキツイのよ」とか。

まぁ、確実に次回はその場所の取り合いだが。笑


そういえば結構、「上流に入るのはマナー違反だ」と耳にするのだが、自分の場合は上流側に入ってもらった方が有難い。
秋は河川の流れにそって風が吹きやすいが、その風に逆らってまで上流側にキャストするのは軌道を作る為。だからこちらの狙うラインに気付かずに気を使って下流側に入って同じ事をされると、、、ルアーを着水される場所を狙っている事が多かったりするので。

上流側に後から入って来て、その距離が近かろうが元々自分がアップクロスでキャストしている所がUターンの頂点になろうが、それは「それでいい」からそこに入る訳でしょ?だったら良いよ、的な。








ソル友さんのエリアに行っている時、ソル友さんの仲間に会った。


「あのポイントに入りたいんだけど、人が来ない様な雨の日や爆風の日とかの深夜じゃないと入れない」


確かに、アングラーの数に対してポイントの数が絶対的に少ない。そして釣り自体もセオリーが定着し、アプローチ自体も似通っている。

想像するに、鱸は一日の中で同じ刺激に反応する回数に限りがある。

フレッシュな群れならいざ知らず、ある程度行動エリアが限定されていて河川内から出ない魚ともなると、、、。



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この二匹、同じ魚だ。夏に釣った魚を10月に再び釣り上げた。実は一年の間に数回、同じ魚を釣る事がある。








不定休なんてやっていると場所取りには事困らない。同じ場所で釣りをするアングラーが仕事帰りであれば、そのアングラーが定時に終わってから来れる時間の「ちょっとだけ」早くポイントに入れば良いんだから。秋ともなれば魚に裏切られる事も少ないし。

もし結果だけを求めるなら絶対的にその時点で勝つべきである。が、少しだけ知る事からは遠のく。


そして雨や爆風でしか場所に入れない状況。

気候の変化でこれからは様々な影響が出て来る。台風の被害もあるので、今はSNS上で「雨」というワードも使い辛い筈だ。



「一級ポイントに入らない」という選択肢もある。


ただ、一級ポイントは喰わせの条件が整っているから一級なのであって、それ以外のポイントはそこまで、、、。



どれだけ良いルアーであっても限界はある。評判が知り渡れば渡る程に自分が入ったその場所で既に投げられているかもしれない。


他のアングラーと「少しだけ」違う使い方。


そのルアーでどんな事が出来るのか?



結局はルアーという玩具で遊ぶのが好きな人。

そんな人が多く魚に遊んでもらえる気はする。





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遠征先で同じビジターであるソル友さんがヒラ鱸を。
ヒットルアーはボラコン。

そのポイントに行った時、先行者さんが1人居た。
挨拶をして世間話をしていると、事細かに今年の状況を教えてくれた。

「このポイントでは7〜8cmかワームが強い」と教えてくれた。
そんな場所でも僅かばかりに条件が重なる場所、タイミング、そしてそのルアーの使い方。

使い方に関しては、、、その人の趣味趣向が大きく顕れるが、それこそが正に、、、ではある。



ハッキリ言って状況としては非常に厳しい日であったし、釣れる条件という意味では河川のソレには遠く及ばない。ホームの人達は見る限り誰一人として釣れていなかったし、「今日は釣れない日」と口にしていた。


そして、そんな場所でソル友さんはビッグベイトを投げ続け、メモリアルな1匹に出会っている。



並大抵の事じゃない。


ハッキリ言って、どれだけの人間が信じて投げ続けられるのか?と思える状況だ。

そんな中で魚に出会える出会えないは、、、引き出しも必要だとしみじみ感じた。




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港湾を経験しているかどうかでアングラーの引き出しの数も雲泥の差がある気はする。


河川では流れがある事が前提。
例えばベイスラッグのスラッギング。「この形状でこのアイの位置だから流れにも対応する」など、ルアーを見ているからこそ理解出来る様になる事は多々ある。

とんでもない角度で流れに当ててジャーキングしてないですか?

こういった「ルアーの基本」は日中に見ている人は必ずと言ってよい程に知っている事。


そういった基本から、自分的に「一応」考察している事までツラツラと少し書いてみようと思います。


「頑張ったら釣れる魚」は頑張れる人に任せれば良いと思うんです。ちょっとだけ手間を惜しまずにやれば、頑張らずとも遊んでもらえる魚もそれなりに居るのかな?とは思ってます。


雨の日に睡眠時間を削ってまで一般のアングラーが追い求められるのかどうかは正直、微妙だと思う。


今まで釣れてくれるとは到底思えなかった場所。実はそんな場所でも仕事の活力に繋がる程度なら充分、釣れます。


ルアーを操作する釣り。「攻めの一手」として捉えて頂ければ。


では。


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