梅雨入りして毎日じめじめしてやっと夏らしくなってきた。

今年はまだクーラーの力を借りずに済んでいる。

毎年こんなもんだったろうか。

3日前に降った雨の影響で近所の川は軒並み増水。

雨が降っている最中はまだよかったけど、降り止んで数日後にはカフェオレ状態へ…

なので家から1時間半ほど離れた川へ行くことに。

帰宅ラッシュに巻き込まれ2時間かかった…

到着してみるとこちらの川も増水し、濁りも普段よりかなり強い。

しかし、単発ボイルが広範囲で聞こえアングラーもいっぱい、魚もいっぱい。

誰もいないところまで藪漕ぎで突き進みマイポイント到着。

ポイントの水深は腰下くらいで激流。

岸から20mくらいのボトムにストラクチャーがありその下流に大きなヨレができている。

ストラクチャーぎりぎりを通したいところだけど根掛かりが怖いので安全であろう下流のヨレをトレースコース、レンジを変えて輪切りにしていくことに。

キャストの角度は斜め45度のダウン。

使えるルアーが限られる。

カゲロウ、ランドラゴ、K2Rとローテするも流れが強くて上手くルアーの動きをコントロールできない。

次にスネコンにチェンジして同じくダウンクロスにキャスト。

何度かキャストコースを変えたりラインテンションを変えたり試行錯誤…

そして、着水後にロッドを立て気味にしてリールは巻かずにひたすら流すといい感じでヨレに入ってくれるような気がしてきた（笑）

「コンッ！」

リプラウトのティップが小気味よく弾かれた！

反射的にフッキングするとバットまで一気に重みが乗り完全に竿をのされた…！

フルロックのドラグが食い付き気味にずりずりっと出される。

増水した押しの強い流れと引きが合わさり全く竿を立てられなかった。

フッキングしてから2、3秒の出来事だったと思うが流れに負けて魚が水面を割った瞬間に身切れで痛恨のバラし…

かぁー…

きちんと竿を立てていられれば獲れていたかもしれない…

ドラグを使えば獲れていたかもしれない…

ラインテンションをもう少し抜いて丸呑みさせていれば獲れていたかもしれない…

ああ、無念…

2、3年前にもここで同じような状況で同じようなことがあったな…

その後、この水量でのスネコンの流し方を確認するために同じことを何回かしているとセイゴがヒット。

この水量でデカイ魚は確実にこのヨレに着いている。

1投目で掛けてそいつを獲れるかどうかだ。

食わせること自体はそれほど難しくない。

今年はここで増水時、スネコン、ダウンクロス、リプラウト、パワーファイトで絶対にランカーを獲る、ドラグは1ミリも出さない（笑）