19セルテートについて

皆さま、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

今回はDAIWAさんのリールの中で一番好きなセルテートについて私の考えを書きたいと思います。
私自身セルテートとの付き合いは13セルテートから始まり16セルテートに買い替え、16セルテートも3年目に突入しました。

そんな私が横浜フィッシュングショーにて19セルテートを触った感想は軽ッッでした。
ちなみにヴァンキッシュは軽ッッッッッッえッッッ??!!!

先にヴァンキッシュを触ってしまったがためにそういう感想になってしまったのかと思います。

私の予想だと今年は15ルビアスが19ルビアスになると思っていたので、セルテートが新しくなったのはかなり意外でした。
さてさて話は戻りますが、NEWセルテートの売りは剛性を兼ね備えた軽さ。
 
ただ私個人の意見を言わせていただくと

性能的にフラッグシップに肉薄する重いリールが有ったっていいじゃない!!!

です。
というのも、私がタックルを購入する際に一番重要視するのはバランス。

体感的に分かると思いますが敢えて誇張して言うなれば2mの棒の先に5kgのダンベルを付けて持ち上げるのと、そのまま手に持って持ち上げるのでは腕の負担が全然違います。
これは曲げモーメント(支点、力点、作用点の支点-力点の関係性)が距離×力の公式で成り立ってるため前者は2m×5kg=10kg/m
後者は肘から手の先まで個人差はあれど約0.4m
0.4m×5kg=2kg/m
同じ5kgを持ち上げるのでも手元の負担は8kg/mも違うんです。(実際は竿が曲がったりドラグが出たりするのですが、、、)

それを踏まえた上で、やはり一番理想的なバランスは手の中心にタックルの重心があること。
ですが実際にはリールシート上端から5-7cm以内にあれば御の字だと思っています。
そしてそして16セルテート2500の重量は240g
同じ2500でも19セルテートは205g
その差35g
それでいて剛性は落ちてないと言うのですから本当に企業努力をしたんだなと思う反面、約ジョイクロ148が1個分違うとなるとそれだけ竿先の方へ重心が移動してしまうというデメリットがあるということも頭にいれておかなければなりません。

また釣りをする上で一番時間を費やすのは魚が掛かっていないタックルを持ってルアーを投げている時です。

魚を掛けてからスムーズなやりとりをしたい人、魚をかけるまでの過程を楽しめる人、それぞれ楽しみかたや意見はあると思いますが、私は一番時間を費やす行動をより良くストレスフリーにしたい人間です。
ですのでタックルバランス命人間としては大幅に重量減となった今年のセルテートは買うのを控えようと思っております。

結論何が言いたいのかというと、
軽くて良いリールが欲しければイグジストもルビアスもヴァンキッシュもある。
「セルテートは剛性に付随して重くなっている」というコンセプトで突き抜けても良いのではないでしょうか?

1セルテートユーザーからの希望でした。






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