ここ数日、釣りはちょっと小休止です。


週明けから両腕のヒジ周辺に鈍い痛みがあり、それが少しずつ上がってきて、腕と大胸筋あたりに鈍痛が広がる。

熱は無いけど、喉がちょっとイガイガするから風邪っぽいかなぁ。

普段はほとんど風邪はひかないんだけども、夜ソファでごろ寝して朝を迎えることも少なくないからそれが原因かなぁと。


なので、回復するまで釣りはちょっとお休み。


釣りに行く時はしっかりと防寒していくのに、家に居ると油断して風邪をひくというね。




厳寒季の釣りの防寒といえば、近年はヒート系インナー等の進化もあり、一昔前に比べると寒さで釣りに集中できないなんてことも少なくなってきたけど、この時期よく耳にするのが指先が冷えて釣りに成らないということ。

なかなか良い冬用のグローブって無いんだよね。

フィッシンググローブを販売している各メーカーが厳寒季用のグローブをほとんど開発しないのは、この時期に釣りに行くアングラーが激減することで、需要も少なく採算が取れないという感じなんだろうけど。

厳寒季用のグローブとなると、素材的にもそれなりに良いものを使用しなければならないし、そうなると高額になる。

使う側にしてみれば、１～２ヶ月間で数えるほどしか使わないのに、そんな高額なグローブは買わないだろうし。
寒くてもちょっと位なら我慢しようってことで、結局は良いものを作っても売れないのでメーカーも本腰を入れないということかな。


しかし、厳寒季でも暖かい時期と変わらないペースで釣りに行くおかしなアングラー達にとっては、グローブの存在ってかなり重要だったりする。

勿論、厳寒季用のグローブが無い訳ではないんだけど、キャストやルアー交換、リーダーの結束等で指先を出して作業する事を優先して、指先が出ているグローブがほとんど。



気温が５℃前後ならまだ耐えられるけど、０℃前後になると寒さによる痛みやしびれ、指の感覚がなくなり釣りにならなくなってくる。

となると、指先が隠れるモノが良いんだけど、現状では、指先を出したり隠したりするグローブはほぼ販売されていない。


アウトドア用品のメーカーだと無くもないけど、厚みがありロッドから伝わる感度が阻害されるのでルアーフィッシングには使えない。

となると、カトキチ的には現状で選択肢は1つ。


それが、この５本指のタイタニウムグローブ!


ティムコから発売されているFox fireというブランドのタイタニウムグローブ!

１０年位前に使い始めた頃は同ティムコ社から発売されていたBOILというブランドでした。
その後継品かなぁ。


親指、人差し指、中指の指先をめくって指先を露出できるグローブ。


指先と指元にある黒い丸がベルクロ
になっていて、指先をペロッと向いて折り返して留めておけるという仕様。

寒さの厳しい夜に必要な時に必要な指だけを出せるのはかなり心強い❗

極寒の雨風や雪は勿論、移動中、リトリーブ中にもサッと指先を隠せるのでコレを使い始めてからは寒さで釣りを諦めるということは皆無。


そして、ルアーフィッシングにおいて、ロッドやリールから伝わってくる重要な情報である“感度”を極力吸収してしまわない薄さもこのグローブを使っている大きな理由の１つ。

安価で保温性の有るグローブは多いけど厚みがあり、この"感度"を吸収してしまっているモノが多いからね。


防寒に関しては個人差も有るだろうけど、気温が０℃を下回ると、若干指先が寒さでしびれてくる程度なので、釣りができなくなるということは今のところ無し。

水に手を入れて内部が濡れてしまっても寒いのは最初だけで、内面のタイタニウムのお陰で、体温により水分も暖められて差ほど冷たさも感じないということもあったなぁ。


ちなみに、これが１０年位前に使い始めた頃のモノ。

現行品と比べると、親指の付けねや中指、薬指、小指にも滑り止めのラバーが施してある。

あと、手首部分の幅も広い。

この頃の方がコストが掛かってるね。

見た目もBOIL時代の方が好きなんだけど、もう廃盤になって何年も経ってるからもうてに入らないんだよね。


現行品は細かい部分で改良して欲しいところも有るけど、今買えるグローブとしてはこれ以外は考えられないかなぁ。


ラインシステムの結束方法によっては、指を露出した際に折り返した部分にラインが引っ掛かってしまうなんてことも有るかも知れないけど、カトキチ的には特に問題無し。

ちなみに値段は5000円弱。

でも機能と防寒性のバランスを考えると高額だとは思わない。

だから１０年も使ってるんだよね。
(ブランドと多少の仕様変更はあるけど)






風邪……悪化もしないけど、ズルズルと長引きそうだなぁ。