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命の価値 平等な命

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心に残ったある話









●地形調査



昨日の夜、寝れなかったので、僕はシーバスロッドにオモリだけもって地形調査に向かった。

最近は相模川ばかりだったので、ホームの片瀬川の地形をもう一度把握しなおす。
片瀬川は、去年の秋、河川内に係留されていた船が一斉撤去されてからというもの、一気に河川内に砂が溜まってしまい、魚が着いていた牡蠣殻地帯が埋まってしまった。

しかし、今回の調査で、前回の台風の影響で埋まっていた牡蠣殻が露出している場所を見つけた。秋にむけて、魚がつく場所になってくれる事を願うばかりである。

そして、一通り地形調査を終え、次のポイントへ行こうかと思うと、何やら足元に気配を感じた。











●サギがいる!!







そこに居たのは、サギであった。
警戒心の強いサギが、ここまで近付いても逃げないと言うことは、何か理由があるのだろう。
見た感じ怪我はしていないが、近付いてもヨロヨロと少し歩くがまた止まってしまう。

僕には何も出来ないので、元気になることを願いながらポイントを後にした。










⚫︎イワシが大量に。


今度は、一度家に帰り準備してすぐにサーフへ向かった。湘南サーフのイカパターンは、逃すわけにはいかない。今年も少しでも多くサーフへと向かう。

しかし、結果は、ワンバイトのみ。






今朝は、沢山のイワシが打ち上がっていた。



大きな波がくるたびに打ち上がってしまい、ピチピチと跳ねるイワシ達。

僕は、特に気にすることなくポイントを後にした。







⚫︎どうすればいい?



サーフを後にした僕は、川シーバスでも釣ろうかと思ったが、昨夜のサギが気になる。



元気になっただろうか?
そんな思いから再びサギがいた場所に行くと、まだその場所にサギはいた。

このまま放置したら、昼間の暑さで間違えなく死ぬであろう。
とりあえず、怪我をした野鳥を保護してくれるセンターを調べ、電話したが、何処も
「動物は持ち込みでお願いします。」
との事であった。

車を持っていない僕は、運ぶ事が出来ない。
あいにく何時もの車を出してくれる友達にも連絡したが予定があるようだ。



僕以外の人がこのサギに気付くことはないだろう。
そしてこのまま放置したらこのサギは、暑さで死ぬ。


どうすればいい?


保護センターの人には、「自然界のことだから死ぬこともある」とも言われた。
そんな事は、勿論分かっているし、助けたい気持ちが感情論なのも分かっている。



色々と考えたが、どうしようもなく、また、どうしても外せない次の予定があったので、僕はこのままこのサギを見捨てるしか出来なかった。






そして、その日の夜。

こんな事を思った。


どうして僕は、こんなに罪悪感を感じているのだろうか?
今朝だって大量のイワシが打ち上がっていたのに、何も感じなかったじゃないか。
魚は死んで良くて、鳥だと悲しい。




命の価値って何だろう。
誰が決めるのだろう。



魚は良くて、鳥はダメな僕。
豚は良くて、イルカはダメなシーシェパードの人達。
世界各地でテロを起こして、人を殺すイスラム過激派テロリスト。
テロ組織の根絶を目指して、テロリストの何百倍も人を殺した正義のアメリカ軍。




考えても答えなんてないのは分かっている。
でも考える事は無駄じゃない。



だから沢山、命について考えた。
日常にありふれている命。
だからこそ、死についてもちゃんと考えたい。







その夜。
再びあのサギの元へ行った。
もう死んでしまっているだろう。
だけど、生きている時から見ていたあのサギを僕が見て見ぬ振りをするのはダメな気がする。


そして、あのサギと3度目の再会。
はやり死んでしまっていた。
このままコンクリートの上で腐っていくのは可哀想なので、

「命について考えさせてくれてありがとう!」

と声に出してお礼をいって川へ落としてあげた。





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