プロフィール
登石 ナオミチ
神奈川県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:47
- 昨日のアクセス:64
- 総アクセス数:1324481
QRコード
▼ 魚について知ろう!〜その1 聴覚〜
- ジャンル:日記/一般
- (生物ネタ)
どうもナオです〜
突然ですが、皆さん。
やはり釣り人たるもの。
魚について誰よりも知っておきたいですよね!
というわけで、この「魚について知ろう!」シリーズは、魚について基本的な事を勉強しようという企画です。笑
第一弾は……聴覚!
魚の音を感じる器官といえば、側線と耳石。
実はこの耳石、魚の種類によって色々なパターンがあるんです。
様々な音の聞き取り方。
同じ魚と言っても、種類によって聴力の性能はそれぞれ。
特に、その性能を左右するのには、浮き袋が大きく関わってきます。
なぜなら浮き袋(鰾)は音を体の中で反響させる効果があるからです。
浮き袋がない魚
まずはそもそも、浮き袋がない魚。
これは底生の魚に多く見られ、釣り人的に馴染み深いのは、アイナメやヒラメなんかですかね。
こいつらは、側線と耳石で感じられる外部の水の振動のみで、音を感じています。
ですので、基本的に聴覚能力は低いと考えられています。
浮き袋がある魚
次は最も一般的な、普通の浮き袋を持っている魚。
我らがシーバスくんも、この部類ですね。
これらの魚は、耳石と側線で外部からの水の振動による情報の他に、浮き袋の中で反響した振動が筋肉を通じて耳石にも伝わるので、浮き袋がない魚と比べて、耳石が多くの情報を集めることができ、聴覚能力が高くなります。
骨鰾類
では最後に骨鰾類です。
これらの魚は、耳石と浮き袋の間にウェーバー小骨と呼ばれる骨を持っており、浮き袋で反響した振動はウェーバー小骨を通じて耳石に伝えられます。
ですので、筋肉を通じて耳石に伝える魚より、遥かロスを減らすことができ、最も多くの振動を耳石へと集める事ができます。
ですので、聴覚能力はとても良いです。
具体的には、淡水魚に多くみられ、ナマズやコイなんかがここに分類されます。
また少し違いますが、ニシンなんかは、浮き袋が耳石の近くまで伸びて、ウェーバー小骨は持たずに耳石へ振動を多く集めるように進化した種もいます。
どうでしょうか?
魚って面白いですね!^ - ^
皆さんがいつも、狙っている魚はどのパターンの聴覚機能をもう魚なのか、調べてみるとまた面白いかも知れませんね♪
だけど、だけど……
俺らは釣り人だ!
そう。僕たちは釣り人です。
実際の釣り場では教科書通りの聴覚機能が発揮されるとは限りません。
以前に久保田さんもサーフのヒラメの視覚能力についてログにも、書かれていましたが、釣り人が魚が釣る時にはその時々のフィールド状況に沿って考えてみる必要があると思います。
例えば、コイとブラックバスだったら、骨鰾類であるコイのほうが確かに聴覚機能は優れています。
だけど、このフィールドの状況が、
例えば、水面が水草で覆われていたら?
さらにコイは水面、バスはボトムにいたら?
釣り人が陸から接近した時の音は、水面からは水草に覆われて遮断されて水の中には入らないはず。
だけど、地面から伝って水に入った音は、入っていたとすると……
先に釣り人を音によって気付くのは水面にいるコイではなく、ボトムにいるバスかもしれませんね。
ですので、生物学的な知識と、釣り人的な感覚。これらをミックスして考えられる釣り人が本当に上手い釣り人なのかも知れませんね!
また僕もまだまだ分かっていない事が沢山あるので、指摘や補足など、詳しい方いましたらコメントお願いします!
そして次回のこのシリーズは、視覚について書きたいと思います。。
気が向いたら。笑
ではでは〜!
iPhoneからの投稿
- 2015年7月10日
- コメント(10)
コメントを見る
登石 ナオミチさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 雨後の秋らしさ
- 3 日前
- はしおさん
- フィッシングショー大阪2024に…
- 4 日前
- ねこヒゲさん
- ボーマー:ディープロングA
- 8 日前
- ichi-goさん
- 36th ウズウズでムズムズのま…
- 13 日前
- pleasureさん
- PEには重竿
- 13 日前
- rattleheadさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 川バチ終わる前に滑り込み
- NISE-LOW
-
- 今宵もアイザー反応ヨシ!でした
- ぽんきちZ
最新のコメント