Seize The Current http://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ロッドビルディング☆マグナムクラフトアカメ1060B/TZ 後編 http://www.fimosw.com/u/stcurrent/o8hyg2yfph4kcw 2019-12-05T10:11:00+09:00

グリップ、リールシート、フェルールなどの接着が完了した所で注文していたガイドが到着。

選んだのはトルザイトリングのチタンKガイド

ネットで調べてみるとトルザイトリングはSICリングに比べると糸鳴きやら強度面やら一部では不評??の声もあるようですが、自分の釣りではフルに使ったこと無かったんで使ってみんと分からんやん!!って試しも含めて(笑)

でもそんなことより何かの狙いがない限り、シンプルにこのブランクスの性能を出来るだけ生かそうと思うならガイドは軽い方がいいはず。
ならSic
(J型)の番手より(12番サイズ以下は特に)ガイドサイズを一番手下げられるし、現在主流のSic-Sと比べてもガイド内径を多少大きく維持出来る上に軽量なトルザイトは当然ありでしょと。

更に軽さとブランクスの曲がりを阻害しにくいガイドフット全長のコンパクトさなら最新?のRV(リバースガイド)
(大きめの番手やハイフレームのものメインなんでまだほぼスピニング用しかない(^-^;))やそのライトバージョンのLRV(12から上の番手は今のところない)のトルザイトなんてのもあります。ちと今回の用途にはLRVだとフレームの強度面が分からず不安だったので、とりあえずの一本目と言うこともあり見送る事に。

と言うことで今回は軽さと糸抜け、無難なフレームの強度を重視して
トルザイトのチタンKガイドを選択してみました。


因みにガイド重量はと言うと・・・














KBガイド。ベリー用で強度も考えてあるのかフットの幅が広め。

KTガイド。ティップ用でKBより細めのフット幅。


デジタルスケールは安もんなので多少の誤差はあります。いくつも測っての平均値でもありませんのであくまでも参考値と思って下さい。


ガイド数は富士のKRガイドコンセプトを参考につつ、12個か13個かで迷いましたが
12個で。
7サイズはシングルにするかダブルにするか迷いましたが強度を考えてダブルフットを選択。


にしてもガイドって高いよね~。(-_-;)まぁ贅沢??いや、性能重視してるからしょうがないか(笑)




emoji早速ガイドセッティングへ。


ベイトの場合、仮止め&仮曲げの時にトップガイドが動いてしまうのでまずスパインを見ながらティップの接着。


先径2.05なのでそれに入るように選んだアロワナトップガイド6F2.2。パイプ径は0.2刻みしかないので2.2を選ぶしかないです。そのままだとちと空間空きすぎでセンターも出しにくいのでAスレッドを二ヶ所程(リールシートのタコ糸みたいに間を開けて)に巻きアロンで固めて内径合わせをしてハイスーパー30で接着。


それからガイドを富士のガイドセッティングや所持しているロッドなんかも参考に大方の位置でガイドをマスキングテープを使って仮止め。


その上からこれで軽く締め上げる様に巻く。



仮曲げや軽くキャストするにはマスキングテープではガイドが動きやすいのでサバロさんで見つけたラピーという伸びの少ないポリエステル系テープを使って仮止め。
(一応、試し曲げでブランクスにキズが入らない様にと、マスキングテープをブランクスに貼り、その上にガイドを置いてラピーで軽く締め上げる様に巻いて止めてます。面倒ですが、滑り止めも兼ねるのかティップ側の細い所以外は結構曲げてもガイドが動き難くなる感じですね!

ラピーは粘着力がそこまで強くないので剥がしたときに糊は着きにくいけど、触り過ぎるとすぐくっつかなくなります(笑)



emojiそして試し曲げ。

ガイドにラインを通してロッドの角度も変えながら曲げてみる。

全体的な曲がりを見つつ、ガイド間でいびつに曲がってる所はないか?、ラインがブランクスに当たってないか?とか、またフェルール前後は負荷が集中しやすいのでそこにどうガイドを配置するか?(マグナムクラフトのブログにもこの部分のガイドの推奨位置みたいのが載せてあります。)等々・・・。
ガイドの配置で曲がり方(若干のテーパー)も変わるので色々考えながら曲げてはガイド位置を少しずつ調整、軽くキャストして糸抜け具合、絡みがないか?を見ながら。を繰り返す。


面倒ですが、高弾性ロッドほどガイド位置をミスれば折れ易くなるらしいですからね(;^ω^)


まぁのロッドに詳しい大先輩の方からガイドセッティングは一番難しいよ!って色々アドバイスを頂いてはいたので、時間を掛けて調整して自分的にいい感じになった??のでガイド位置のセッティング終了。

はっきり言って初めてに近く、経験やデータもないからこればっかりは試してみないと分からんし、、折れないことを祈る(笑)



そしてガイドラッピング工程へ。

ガイドラッピングは軽さは犠牲になるものの、もしものガイドフット食い込みによる折れや使い込んでからのガイド抜け、クラックの入りにくさなども考慮して耐久性重視でオールダブルラッピングに。

なのでガイドのラッピングの前にガイドの足の長さプラスαをCスレッドで下巻き。

そしてエポキシで一度コーティング。(エポキシコートを混合、撹拌して薄ぬり、フィニッシングモーターを使って乾燥の手順。詳しくはガイドコーティングの所で。↓)

硬化してからガイド載せ開始!

バット側のブランクスは継ぎの所のガイドをリールシートの水平で合わせてからバットガイドを載せる。
ティップ側のブランクスはトップガイドとティップセクション最後のガイドをまず綺麗に合わせてから、それを基準にとりあえずガイドを乗せて行きマスキングテープで固定。(要は先と根元を決めて並べていく作戦)

そしてガイドラッピングへ。
ジャストエースダルスレッド黒(紫外線劣化の少ないポリエステル)のCスレッドをボビンホルダーにセットしてガイドの修正が効くぐらいの適度なテンションを掛け、手でクルクル回しながらすき間が出来ないようにラッピングして行く。

巻き方等は富士工業のロッドクラフトのページやジャストエースの動画を見本に。

 トップ、フェルールの前後(接着、接合部の口割れ防止の補強)も巻く。


ガイド数も多いし手がつりそう(笑)


ラッパーあるともっと楽かもな~と思いつつ、メインのラッピング終了。

ブラックオンリーでも渋くていいけどちょっとオシャレしたいなと。




ジャストエース メタリックスレッドPALE BLUE(ペイルブルー)で、

ピンライン入れてガイドラッピング完成!


最後にもう一度ガイドが真っ直ぐに並んでいるか確認、調整してコーティングへ。


ラッピングしたロッドをフィニッシングモーター(コーティング乾燥機)にセット。
綺麗に均等にコーティングするならやはりこれは必需品ですね。

#1、#2を一気にコーティング出来る様に2機体制。

コーティング剤にもエポキシとウレタンがあるのですが、入手しやすさから東邦産業のN.T.エポキシコートを使用。

というか前に買って使った使い残しがあったので(笑)

冬場で気温が低いので少しドライヤーで温めてからA剤、B剤 1:1の混合割合なので付属のシリンジでしっかり計量してしっかり撹拌。



また軽く温めて気泡を飛ばしてからロッドドライヤーをON!
連続でオンオフさせると回転方向が変わるので塗りやすい回転方向でロッドを回しながら、エポキシをナイロンの平筆を使いスレッドに一回目は染み込ませるように薄く伸ばしながら塗っていく。
特に巻いたスレッドとガイドの足の両サイドに出来るすき間はしっかりエポキシで満たされるように気泡を追い出す感じて塗る。(塗り始めにすべてのガイドの足の所だけ多めにエポキシを乗せとくと気泡も抜けやすいですね。)

真冬で気温が低くある程度はエポキシの粘度が上がるのに時間が掛かるので夏場ほど急がなくていいですね。

塗り終えたら室温が下がり過ぎないように電熱ヒーター入れたりしながら気持ち硬化しやすい様に温度調節。


ヒーターは寝るときは火事が怖いので切る。

これで火事でも出した日にはシャレになりませんからね(笑)

残ったコーティング剤の硬化を見ながら約12時間程クルクル。
気温が低く硬化に時間が掛かるところも考えて回転を止めて更にあと12時間位乾燥。すると爪で押してごく僅かに爪痕が残る位まで硬化。

もういいだろう!と重量増加も考えてコーティングは2回と考えていたので次がラストコーティング。


と、その前に大きい気泡や埃、スレッドの巻き始め&終わりなどギリギリに切り損ねたところが凸ってればカッターで削り取る。


そして厚すぎず薄すぎずでコーティング。


同じようにクルクル&コーティング乾燥機(フィニッシングモーター)の回転止めて乾燥1日。


早く使いて~!!っという気持ちを必死に抑えながら(笑)
冬場と言うことで大事を取って後1日そのまま乾燥。


最後にバランスの調整。


計量しつつ、持っては変え持っては変え(笑)
コンセプトでの使用状況を考えながら先重りのあんばいと総重量のバランスでこれまた悩んで・・・。載せるリールでも変わりますからねemoji

Cスレッドで気持ちかさ上げしてカウンターウエイトを板鉛約4gちょい程入れて接着。
今回は約200~230g程のリールに合わせてバランスを取りました。
 
最終ロッドウエイトは・・・

狙っていた辺りのロッド重量で何とか


ロッド水平時の重心位置はナイトゲーム用のジリオンSV-TW1016XXHL(リール自重200g)を載せてこの位置。

トリガーから重心まで約16.5センチ。






遂にマグナムクラフトアカメ1060B/TZが完成!!


バッチリ出来・・・あれっ!emoji

ここはちょっとミスった(笑)
ガイド選択に気を取られ過ぎてフェルール調整した分の寸法を修正し忘れですねemoji
持ち運ぶときちょっと気を付ければいいさ!!・・・って事で(^^;)
 

まぁ適当に作ってる訳ではないけど、好みのブランクスかどうかの試作みたいなもんですからね(笑)


とは言え数本作った今思えば色々改善点多しのロッドビルディング一本目でした!



★パーツ詳細

・ブランクス
マグナムクラフトAK-1060

・ガイド

T-KGTT F6-2.2(トップガイド)

T-KTTG6×3

T-KBTG6×3

T-KWTG16、12、10、8、7


・ガイドスレッド
ジャストエースダルスレッド(ポリエステル)
黒Cスレッド(太糸)、トップガイドのかさ上げにAスレッド(細糸)


・ピンライン
ジャストエースメタリックスレッド(ペイルブルー)


リールシート周り

・リールシート
富士工業 TCS17

・フロント、リヤ EVAグリップ
ジャストエースEVA ストレートグリップSRG28-50EBK17

・アーバー
たこ糸+アロンアルファ
ジャストエースダルスレッド  Cスレッド(太糸)

・リアキャップ
富士工業 BRC-19.0R


・接着剤
アロンアルファ プロ用(低粘度)
ハイスーパー30


・ガイドコーティング剤
東邦産業 N.Tエポキシコート 
エポキシ薄め液(拭き取り用)

・テープ類
ラピー
マスキングテープ

・使用道具等
マッキー(白、黒)
カッター
割りばし(グリップ接着時)
100均のナイロン平筆(ガイドコーティング用)
物差し
メジャー
デジタルスケール(計り)
デジタルノギス
サンドペーパー(#320~#600)
電動ドリル
ドライヤー(エポキシ温め)
フィニッシングモーター(コーティング乾燥機)


★パーツ寸法&重量

・リールシート
 TCS-17  重量約30.34g

・フロントグリップ
長さ6.44cm  大方のシェイプ後の径 約26.6cm  重量約5.98g

・リアグリップ 
長さ 36.9cm(はめ込み分含む)  シェイプ径 約28cm   重量約45.72g

・エンドキャップ 
BRC-19.0R        重量約19.06g


★各寸法

・ガイド間隔
トップ→9.4 →10.6→ 11.5→ 12.2→ 13.1→ 14 →16.4→ 20.8→ 24.2→ 27.3→ 34.7cm

・リール装着時のレベルワインダー~バットガイドまで58cm。

・トリガー~グリップエンドまで約43センチ。

この数値で作って今のところ至って普通に使えてますが、強い追い風等でPE2~2.5号、太めのリーダー(フロロ10号)使用で、モーションの小さく速いティップ寄りのキャストなんかをするとたま~にティップ、ベリーガイドに結束部辺りのPEラインが絡む事があります。原因は幾つか考えられるのでリメイクするか、1から新しくまた作るか考え中です。
もし、この通りにロッドを作って何かトラブルがあってもクレームは元より一切責任は負いませんのでご了承ください。m(_ _)m 





インプレへ続く・・・。


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倉田大地
ロッドビルディング☆マグナムクラフトアカメ1060B/TZ 前編 http://www.fimosw.com/u/stcurrent/o8hyg2yuu7bbvy 2019-11-28T09:13:00+09:00

ここ数年でベイトリールの進化と共に少しずつソルトルアーゲームでもそれぞれの分野でベイトタックルが使われ始めてタックルの選択支も段々と増えて来ましたね~。

外洋の磯をメインフィールドとする自分もベイトタックルを導入してもう数年が経ちました。



























今ではベイトタックルの楽しさ+有効性を見つけて青物、磯ヒラ、シーバス、サーフフラット、ロックフィッシュ等々・・そしてライトゲームまでベイトタックルがほぼメインに。

魚とのファイトに関してもベイトタックルの利点を最大限に使える様にと色んなファイトスタイルをまだまだ模索中です。

それに伴いやり込む程にタックルへの見方や考えも少しずつ変化。

もちろんすべてではありませんが、色んなメーカーのシーバス~青物ベイトロッドを触らせて貰ったり、購入して使ってみたりして気に入って使ってるものもあります。
ですが、自分の通うポイント含め、それぞれのシチュエーションで気に入るものに出会えてない部分も多々あります。
まぁいくらソルト界にベイトタックルが浸透しつつあるとは言え、まだまだ少数派だと思いますので、スピニング並に選択肢がある訳ではありません。
ましてや、磯などから青物やヒラスズキ、シーバス用の長め(10ft以上)のロッドとなると尚更(笑)

作るメーカーさんも売れないと・・・と色々諸事情もあるでしょうし(;´∀`)


 てなわけで今現在も、リールと共に自分好みのベイトロッドを求めてさまよっております(笑)


そんな所で去年の夏に二人目の子供が生まれ夜は家に居る時間が増えたこともあって、だいぶ前から気になっていたいくつかのブランクスで自分が今持っていない所のラインナップを一から勉強する意味も含めて作ってみようと思いたちました。

まだまだシーバス用の9ft以上のベイトロッドがない時期はスピニングロッドをバラしてベイトロッドにリメイクして使ってみた時期もありましたので、少しは作り方など知識はありますが、今やネット等で検索すればロッドビルディング諸先輩方の様々な情報(ライトゲーム(アジングロッド)とかホント凄い(笑))が得られるし、youtubeにもロッドビルディング動画も色々あるので心強く、困った時はどうにかなるなと。(笑)
また、その気になるブランクスを国内でも取り扱うショップが増えてネットでも購入出来る様になっていた事も決め手でしたね。


 と言うことで早速、初心者ビルダーによるロッドビルディング挑戦開始!

写真少なめですが、その模様を書いてみたいと思います(^-^;


まずは気になっていたブランクスを2本まとめてネットで購入。
気になっていたブランクスとはマグナムクラフトと言う台湾のブランクスメーカーさんのものです。

ロッドビルディングされてる方はお馴染みですかね。

因みにマグナムクラフトのブランクスはライトゲーム用~ショア、オフショア用まで在庫があり、その他、ガイドやリールシート、グリップ、ロッドビルディングに必要な物も豊富に取り揃えられている釣道楽屋SABARO(サバロ)さんから購入。ブランクスとリールシートやらEVAグリップやらその他ガイド以外のパーツも同時に購入しました。対応も丁寧で安心して購入出来ました!



最初の一本目のコンセプトは・・・

ナイトの対超ランカーヒラスズキをメインにデイのテクニカルな磯ヒラスズキ&小~中型青物ゲームも視野に入れたキャスティング面よりはフッキング面に重点を置けそうな10ftクラスのベイトロッド。

まぁ欲張りですね(爆)emoji

あくまで自分の感覚ですが、ナイトゲーム等などでの10フィート前後のフッキングの決めやすいしっくりくるロッドがなかったので(^-^;

もちろんその他の面も重要ではありますが、この「フッキング面」を自分的に簡略的に言うと、自由度の少ないロッドポジションからでも最短最速でフックのフル貫通に持っていき易い様な性能面と言った所でしょうか。


そんなコンセプトにベンディング写真みて目星をつけていたオール40tカーボンで構成されているアカメスペシャル 1060 (10ft、ファーストテーパー、ルアーMAX60g)のブランクスを選択してみました。
 


ここ数年はナノアロイなどの最新テクノロジーで生まれたナノカーボンをメインに使ったロッドが主流となりつつある時代に今では珍しくなった??高弾性のハイカーボンです(笑)




到着したブランクス。

特徴のあるカーボンの文様。

印籠継ぎでフェルールは未接着のままで来ます。向きも逆になってる時もあるみたいなんで注意。(マグナムクラフトさんのブログで検索すると見分け方や接着方法は紹介してありますので割愛)


フェルールの向きを確認して未接着部をマスキングテープで軽く止めてから繋いで持ってみるも、、。

ん?オール40t、高弾性のファーストテーパー??って感じで肉厚感と意外に持ち重りを感じる。

まぁこれまでブランクスだけ持つことはないし、Max60gなんでバランスも取れてない訳だからこんなもんなのかなと(笑)

ネットで調べた前情報でもシリーズやロッドのMAXウエイト等でも当然違う様ですが、マグナムクラフトのブランクスは特別軽くは無いけど高弾性の物も綺麗に曲がり、トルクフルで丈夫なものが多いと言うことをよく耳にしていたので少し納得。



emojiグリップ周りのパーツ。


・富士リールシートTCS17

リールシートはいくつかタイプがありますが、手の形状、握り込みも含めて好みが別れる所ですね。リールとの兼ね合いもありますし。
自分的にはフィット感がいいACSも良かったのですが、ロープロリールと組み合わせで握り込みを2~3フィンガーとちょこちょこ替えるのもあって自由度があると感じるTCSの17サイズを選択。

・ジャストエースストレートEVA(外径28mm/内径17mmの500mm)
EVAはTCS17の外径より少し大きめに合わせて加工も出来る様にと28mmを選択。内径はブランクスバットエンド外径に合わせて17mm。あわよくばフロントグリップ、リアグリップが取れる様にと500mmのストレートを選択。

・エンドキャップは富士RBC-19
バットエンドのキャップはEVAタイプではなく、耐久性や滑りにくさにカウンターウエイト代わりを含めた富士工業のBRCに設定。
サイズを19.0Rにするか22.0Rにするか結構迷いました。EVAの外径28ミリとの段差は出ますが、ロッドウエイトと引き手の握り込み易さを優先した考えで今回は19.0Rで。

・タコ糸

・スレッド
 ジャストエースポリエステルダルスレッド(黒)等々・・・。
(詳しいパーツ、使用品等は後編に記載)




夜な夜な二人目の子供のミルクタイムの合間をぬって少しずつロッドビルディング!



emojiまずはブランクスの背骨とも言われるスパイン(カーボンシートが重なって肉厚になり反発が強い部分)出し。

これには色々な説もあり、見つけ方、そしてスパインの使い方があるらしいのですが、今と昔でも違うでしょうし、正直何が正解か分かりません。
とりあえずはYouTubeのジャストエースさんの動画を元にティップ側(2ヵ所ほどあったので反発の強い方)とバット側(はっきり分かりにくかったので曲がりにくい部分)のスパインの位置を見つけてしるしをつけてベイトなのでキャスト後のブレにくさを考えてスパイン側にガイドを置くことにします。



emoji次はグリップ周り。


グリップエンドからリールシートのトリガーまでの長さを決めます。

ブランクス長は決まってるので長くすればロッドの有効レングスが短くなり取り回しは悪くなるが、バランスは取りやすくなる。


この辺りは作って参考データがあればもっときっちり詰められる所なのでしょうが、初めてなだけにリールシートを仮組みしながらかなりおおざっぱのガイドウエイトとリールシート以降の重量も予想しつつ、自分の考える使用状況に合わせたバランスとグリップ長を模索。

今回はトリガーからバットエンドまでの長さを43cmに決定しました。


それに合わせてEVAのリアグリップの長さ+約1センチをカッターでカット。
マスキングテープをカット部に巻いて貼ってそれを目印にして切りましたがまっすぐ切るのは難しい完璧にはまっすぐではなかったのでカット部をペーパーで削って調整。
まぁ想定内だもん(笑)この余裕分も含めての+1センチですemoji


ファイトに時間が掛かったり魚を誘導する際にフロントグリップはあった方がいいと思うので,余りのEVAでフロントグリップも作成。


電動ドリルで大体のセンター出しながらフロントグリップ、そしてリアグリップを好みの形状にサンドペーパーで削る。


それと同時に使い込んだ先でリールシートとリアグリップの接合部がキャストやフルに曲がった時など変に動くようになり難い様にと考えて、感度面では少し不利になるかも知れないけどリールシート後端の空洞部に8ミリほどリアグリップが入るように削って加工。
(写真撮ってなかったので下の写真は別のロッドのもの)

パーツの重さ計ったらEVAって以外と重量あるんだな・・と。(^-^;
 
今回、バランス取りも含めてリアグリップはあまりシェイプせず。



emojiパーツが出来たら仮組みしてグリップ、リールシートなど各位置に印をつけたらブランクスとパーツ間の内径差のかさ上げ工程へ。

使うリアグリップEVA内径が17mmでブランクスのエンド付近は17mm、ここは丁度いいにしてもリールシートの辺りは約16mm前後なのでリールシート、リアグリップ接合部と中間辺りの内径合わせにはかさ上げが必要。

アーバーやテサテープ、たこ糸等々・・かさ上げ方法はありますが、今回は感度と強度を意識してホームセンターに売ってある普通の綿のたこ糸&アロンアルファでカチカチに固める作戦に。




タコ糸の号数と大体の直径値の目安。


試し巻きしながらアロンアルファを染み込ませた時に少し膨れる事も計算しつつ、ギツギツではなく気持ち余裕をもたせたたこ糸のサイズを選んで巻く。



本巻き前にはパーツクリーナーでブランクスをしっかり脱脂。

フロントグリップ、リールシート、リアグリップ前部にはたこ糸はフルに巻かずパーツの接合部周りを絡めてポイントポイントに巻いて軽量化と空洞を作り感度面も少し意識してみました。



リアグリップの後半の内外径に大きな隙間がない所は接着剤が残ってよく接着する様にCスレッドを螺旋状に巻いてみました。

そしてアロンアルファをたこ糸とスレッドに染み込ませる。(熱と目に染みるガスが出るので注意)

アロンアルファはこれ。
染み込み易いように低粘土タイプ。結構量を使うのでこのサイズがいいですね。


しばらく乾燥するとたこ糸はカチカチ。


パーツを仮組みして、たこ糸部がギツギツ過ぎたらペーパーで削って調整。

かさ上げ完了。
パーツと合わせるとグリップ周りはこんな感じ。
   

この辺りで悩みに悩んだガイドの種類とサイズを決めて注文。


emojiその間にリールシート、グリップ等の接着へ。


接着には2液系エポキシ接着剤を使用。

このエポキシ接着剤の固まった時の固さによっても感度は変わる様なので硬度数値の高いものが良かったですが、入手に時間が掛かりそうだったので入手しやすくそれなりの硬度になるらしい?セメダインのハイスーパー30を使用しました。

リールシートやフロント、リアグリップの接着には少し硬化時間があった方がゆっくり確実にやれるので30分硬化のタイプを選択。

パーツクリーナー等でパーツ内部、ブランクスをしっかり脱脂後乾燥。

接着時は両端に接着剤がハミ出てきて拭き取りのが大変なのでパーツの両端にはマスキングテープを巻いておく。

エンドキャップは最後にバランス取りでカウンターウエイトを入れる可能性も考えて未接着のままにするのでエンドキャップの入りしろ分に印を付けここにもマスキングテープ貼る。

エポキシ接着剤のA剤、B剤を1:1の混合比で厚めの紙の上でしっかり混ぜ合わせたら接着開始!



リアグリップから接着していってリールシート→フロントグリップの順で接着。


いっぺんにではなくパーツ一づつ丁寧に接着して行きました。


フロント、リアグリップのEVAの接着時はエポキシ接着剤をブランクス側に塗ったらグリップを回しつつ、少し行ったり来たりさせてしっかりEVA内部にも接着剤を馴染ませながら入れて行き固定。

はみ出たエポキシ接着剤はエポキシ薄め液とかパーツクリーナーをティッシュやキッチンペーパーなどにつけて拭き取り、エポキシが硬化する前に巻いておいたマスキングテープを剥がす。



フロントグリップの前側はワインディングチェックなしでの作成のためフロントグリップとブランクスの内径差の隙間はたこ糸とスレッドでかさ上げ後にメタルスレッドで上巻き。



emoji続いてフェルールの接着。


上下間違いないかもう一度ティップ側に差し込んでみて確認(マグナムクラフトのブログに確認方法と接着方法はしっかりと説明してあります。)

一応、フェルールにはバット側に入る目安?みたいな印が入れてありましたが押し込んでみるも固くてそこまで入らない。(気温や湿度でも入ったり入らなかったりするらしいです。)
そのまま継ぐとフェルールの間隔が広すぎる。メーカー推奨ではロッドを継いだときのフェルールの隙間を1~1.5cm前後になるようにとの事でフェルールを削る時はまずバット側に入る方を削って調整するとの事。

バット側のフェルールを細かい600番位のペーパーで巻くように握り、差し込んでいって止まる部分を自分は削り過ぎが怖いので「3回転回させての削り→粉を拭き取り差し込んで様子を見る」を繰り返して少し固いけど入りはする程度に削っていき、継ぎの間隔が1.5ミリの所まで入る様に調整したら印をつける。
そして接着剤を多すぎず少なすぎずフェルールとブランクス内部に塗って回しながら差込み接着。


これでエンドキャップ以外の接着が完了emoji

接着してどれくらいの重量になるかティップ(#1)+エンドキャップも入れた重量を測るともうすでに約245g程に(;^ω^)


出来ればこのくらいで完成させたかったんですが(笑)



まぁセパレートグリップにしてグリップエンドを軽いものにすればロッド自体は軽くなるだろうけど今のリールシート位置でフロント側には重いものはそんなにない訳だし、最後にバランス取りすれば結局重めのカウンターウエイト入れないとダメだろうから一緒かな!と言うことにして。(^^;)


因みに似たようなスペックのロッドでみると260~275g辺りなんでまぁこんなもんかな??(笑)って事でその辺りに完成重量を大体定める。





後編へ続く・・・・。

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倉田大地